今日は1学期の終業式
本日、7月17日は多くの学校が終業式を迎えて、1学期が終わりました。
通知表を受け取り、明日から夏休みという学校も多いと思います。
中学3年生、高校3年生にとっては部活動最後の夏となります。
今年は、部活動の地域移行が少しずつ進んでいます。
学校によって状況は異なりますが、学校で仲間と過ごす夏が、これまで以上に特別なものになる生徒も多いかもしれません。
実は、同じ頃、日本ではもう一つ、少し特別な形で「一区切り」を迎えようとしています。
それが国会です。
通常国会って何?
国会の中で一番有名なのは、毎年1回、1月頃に招集して開かれる「通常国会」ですが、その役割は何でしょうか。
それは、国の予算や法律について話し合うという役割です。
実は、中学公民では「国会は国権の最高機関」という言葉を学びますが、国の決まり事や税金をどう使うというのは、
国会議事堂で決まり、そこから皆さんの日々の生活へと繋がっていく、というわけです。
例えば、今年の国会では、
皇室、司法制度、防災、デジタル行政など、私たちの生活に関わるさまざまなテーマが議論されました。
さて、ひとえに「国会」と言っても、実は目的によっていくつか種類があります。
・通常国会(常会)
・特別国会 (特別会)
・臨時国会 (臨時会)
では、それぞれ何が違うのでしょうか。
| 種類 | いつ? | 目的 |
| 通常国会 (常会) | 毎年1月下旬 | 予算や法律を話し合う |
| 特別国会 (特別会) | 総選挙(衆議院選挙)後 30日以内 | 内閣総理大臣/首相を選ぶ |
| 臨時国会 (臨時会) | 必要な時 | 重要な課題や緊急案件を扱う |
このように違い、本来この時期に終わる国会が「通常国会」です。
しかし、今年は本来とは違う形で進みました。
1月23日に今年の通常国会が始まりました。
しかし、その日のうちに衆議院が解散したため、通常国会は1日で終わりました。
その後、総選挙(衆議院選挙)を経て開かれたのが、現在行われている「特別国会」で、
通常国会の分も入れて、150日の期間を設けました。
つまり、今年は少し珍しい年だったのです。
最後に
社会科は、暗記科目だと思われがちです。
しかし、ニュースを見るたびに、
「あ、授業で習った国会だ。」「修学旅行で実際に見た場所だ」と思い出すような具合に、
「今日のニュース」と「教科書」をつなげると、一気に面白くなります。
「通常国会」と「特別国会」の違いも、
きっと、これからの公民の授業で見方が変わるはずです。
中学3年生は、2学期から本格的に「公民」を学び始めます。
実際に、2025年3月に実施された三重県公立高校後期選抜では、
「国会の種類」や「衆議院の解散」に関する問題が出題されました。
「通常国会」「特別国会」という言葉は、ニュースの中だけのものではありません。
学校の授業や高校受験とも、しっかりつながっています。
夏休みは、学校の授業が止まる時期です。
だからこそ、今日のニュースをきっかけに、少しだけ社会科を先取りしてみてください。
ニュースや社会の出来事を通して、少しだけ社会の仕組みに目を向けてみてください。
今日見たニュースが、数か月後の公民の授業や高校受験で、「あの時の記事だ」とつながる日が来るかもしれません。
学習スタジオA.I.Mは、そんな「教科書と社会をつなぐ学び」を大切にしています。
コメント