決勝はスペインvsアルゼンチン
今世界中で盛り上がっている、ワールドカップ。
その決勝はスペイン対アルゼンチン。
サッカー好きの方なら、
スペイン
アルゼンチン と聞くだけで、名選手や名勝負を思い浮かべるかもしれません。
実はこの2か国には意外な共通点があります。
それは、公用語がどちらもスペイン語であることです。
なぜ、この2つの国は、地球の反対側にあるのに同じ「スペイン語」を話しているのでしょうか。
実は、この疑問の答えは、約500年前の「世界の歴史」に隠されています。
ワールドカップの決勝を見ているつもりが、気づけば中学校の地理や高校世界史につながっているのです。
なぜ?

上の地図で見ると、
スペイン:ヨーロッパ(右上)
アルゼンチン:南アメリカ (左下)
と、まったく違う場所にあります。
それにもかかわらず、公用語はどちらもスペイン語です。
「たまたま同じだった」わけではありません。
実は、約500年前の出来事が関係しています。
アルゼンチンはスペインの植民地だった!?
15~16世紀、ヨーロッパでは大航海時代が始まりました。
スペインやポルトガルは海を渡り、新しい土地を探し始めます。
そして、スペインは中南米の広い地域を支配しました。
アルゼンチンも、その一つです。
その結果、
・言葉(スペイン語)
・宗教(キリスト教・カトリック)
・文化
が広がり、現在のアルゼンチンにも受け継がれているのです。
つまり、
スペイン語を話しているからスペインと似ているのではなく、昔スペインに支配されていた歴史がある。
ということになります。
「スペイン語を話している」という事実だけを見ると、不思議に感じます。
しかし、歴史をたどると、実は一本の物語としてつながっています。
最後に -社会科は「つながる」と面白い-
地理は地図を覚える教科。
歴史は年号を覚える教科。
英語以外の言葉は受験に関係ない。
そう思われる事も少なくありません。
しかし、
・ワールドカップ
・ニュース
・地図
・歴史
をつなげてみると、社会科はまったく違った見え方をします。
実は、教科書の中では別々に見えることも、現実の世界ではすべてつながっています。
そして、その「つながり」は、近年の共通テストでも問われるようになっています。
「なぜスペイン語なの?」
という一つの疑問から、
・大航海時代
・植民地支配
・南アメリカの歴史
・世界の文化
へと学びが広がっていきます。
学習スタジオA.I.Mでは、こうした「つながりで学ぶ社会科」を大切にしています。
今日のワールドカップ決勝をきっかけに、ぜひ地図帳を開いてみてください。
そして、もしスペインとアルゼンチンの国旗を見かけたら、
少しだけ500年前の世界に思いを巡らせてみてください。
今日のワールドカップ決勝は、90分の試合かもしれません。
しかし、その背景には、500年前の大航海時代から続く歴史があります。
私たちは今、その長い物語の続きを見ているのかもしれません。
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