「今日は革命記念日」
本日7月14日は、フランスでは「革命記念日(Bastille Day)」です。
1789年7月14日、バスティーユ監獄が襲撃されたことをきっかけに始まったフランス革命は、
現在のフランス社会の土台となる出来事でした。

※この場所にかつてバスティーユ監獄がありました。現在では跡地広場として親しまれています。(講師撮影)
実はこの革命は、先日ご紹介したアメリカ独立とも深くつながっています。

では実際に、
なぜフランス革命は起こったのでしょうか。
「学校ではこう習う」
中学校では、
・絶対王政
・バスティーユ監獄襲撃
・人権宣言 という流れで学びます。
高校の「歴史総合」「世界史探究」では、
・三部会
・国民議会
・球戯場(テニスコート)の誓い なども加わり、より詳しく学びます。
もちろん、
この流れを覚えることは大切です。
しかし、
それだけでは「なぜ革命が起きたのか」までは見えてきません。
本当に大切なのは、
「なぜこの順番で出来事が起こったのか」
を考えることです。
実は、この一連の出来事は、
一本の流れとして考えると、とても理解しやすくなります。
(球戯場の誓い)(1789年6月)
(1789年7月14日)
歴史は、
出来事が突然起こるわけではありません。
一つの出来事には、
必ずその前に理由があり、
その後にも影響があります。
例えば、今回の場合、
フランス革命は突然始まった出来事ではなく、
イギリス革命、アメリカ独立、そして啓蒙思想などが影響し合いながら起こった出来事でした。
こうした背景から、最近では、これら一連の革命をまとめて
「環大西洋革命(Atlantic Revolutions)」と呼ぶこともあります。
だから私は、
歴史を「年号の暗記」としてではなく、
一つひとつの出来事がつながる「物語」として学ぶことが大切だと考えています。

※ちなみに、この写真は実際にベルサイユ宮殿近くで私が撮影したもので、
この場所で「球戯場(テニスコート)の誓い」が立てられました。
今年の共通テストでは?
では、この『つながり』が、実際の入試でどう問われたのか見てみましょう。
実は、今年1月に実施された大学入学共通テスト「歴史総合・世界史探究」では、
漫画『ベルサイユのばら』を題材にした問題が出題されました。
驚かれる方もいるかもしれませんが、問われたのは単なる作品の知識ではありません。
革命の流れや、その時代の社会を理解しているかが問われたのです。
例えば、
- アメリカ独立への支援からフランス革命へ至る流れ
- バスティーユ監獄襲撃や恐怖政治は、革命のどの段階で起こったのか
- オランプ・ド・グージュなど、革命の中で女性が果たした役割
- ナポレオン法典が、その後の社会にどのような影響を与えたのか
こうした「出来事同士のつながり」を理解しているかが問われていました。
つまり、
年号を一つひとつ覚えているだけでは十分ではありません。
「なぜその出来事が起こり、次の出来事へどうつながったのか」
その流れを理解している人ほど、問題を解きやすい構成になっていたのです。
A.I.Mが伝えたいこと
歴史は、
年号を覚えるだけの教科ではありません。
出来事同士をつなげ、
「なぜそうなったのか」
を考える教科です。
今回ご紹介したフランス革命も、
・アメリカ独立とのつながり
・啓蒙思想
・身分制度
・革命後の社会の変化
という流れで見ることで、
一つひとつの出来事が「点」ではなく「線」として見えてきます。
そして、この「つながりで考える力」は、
社会だけに必要な力ではありません。
英語の長文読解でも、
国語の読解でも、
数学の文章題でも、
「知識をどう結び付けるか」という考え方は共通しています。
だからこそ、
高校受験でも大学入試でも、
求められているのは
「覚えた量」だけではなく、
理解し、考え、説明できる力です。
学習スタジオA.I.Mでは、
こうした「つながりで学ぶ歴史」を大切にしています。
教科書を覚えるためではなく、
教科書がもっと面白くなる学び方を、
一緒に育てていきたいと考えています。
もし
社会を暗記だけで終わらせたくない。
歴史をもっと面白く学びたい。
そう思われたら、
ぜひ一度お気軽にご相談ください。
無料相談・無料体験も随時受付しております。
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