最近、いわゆる「ギフテッド教育」に関する取り組みが話題になっています。
(※参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/788aa66759206da94120fc53e858722084ff917e)
特定の分野で高い能力を持つ子どもに対して、
大学の授業を受けたり、専門的な学びに早くから触れる機会を設ける、
というものです。
一見すると、とても良い取り組みに見えるかもしれません。
しかし、現場目線で見ると、いくつか気になる点もあります。
まず、特定の教科だけ別の環境で学ぶ場合、
周囲との関係性の中で「浮いてしまう」可能性があります。
これは制度の問題というよりも、
学校という集団の中で起こり得る現実的な課題です。
また、地域によっては、学べる環境へのアクセス自体が限られています。
例えば四日市市の場合、大学は主に名古屋方面に集中しており、
移動や時間の負担が大きくなりやすい状況です。
さらに、能力に応じて学びを進めること自体は良いことですが、
その分、子ども自身にかかる精神的・時間的な負担も無視できません。
では、どうすればよいのでしょうか。
学習スタジオ A.I.Mでは、
「先に進めること」だけを目的にはしていません。
大切にしているのは、
“学び続けられる状態を整えること”です。
そのため、いわゆるギフテッドと呼ばれる生徒に対しても、
無理に先取りを進めるのではなく、
・自分の興味のある分野に触れる時間
・あえて何も詰め込まない時間
・自分のペースで考える余白
を意図的に設けています。
例えば社会科であれば、
漫画や読み物などを通して、
歴史や社会の流れに自然に触れられる環境を用意しています。
(例:「ベルサイユのばら」「世界史を扱った読み物」など)
そこから「もっと知りたい」と感じた場合に、
初めて授業や講座へとつなげていきます。
学びは、本来「与えられるもの」ではなく、
自分の中から生まれてくるものです。
だからこそ、無理に引き上げるのではなく、
自分で動き出せる状態を整えることが重要だと考えています。
もし、
・能力はあるのに、学び方に迷っている
・周囲の環境とのズレを感じている
・無理に進めるべきか悩んでいる
と感じている場合は、
一度、学習相談にお越しください。
お子様にとって無理のない形で、
学びの進め方を一緒に整理していきます。
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